リハビリテーション科の取り組み
ご自宅への訪問活動
入所時・退所時にご自宅の環境・生活状況の確認を行い、在宅生活に合わせた実践的なリハビリの実施に向けた取り組みを行っています。
パワーリハビリテーション
マシントレーニングを軽負荷で行い、全身各部の使っていない筋を動かすことで、体力の改善や立ち上がり・歩行などの動作面への向上につなげるプログラムです。当施設では6機種のマシンを使用し、その方にあったトレーニングを提供しています。
日常生活動作(ADL)訓練室
在宅復帰に向けた実践的な日常生活動作を訓練する場を設けています。食器の運搬や調理訓練等を中心に、利用者様の生活に必要な環境を設定し訓練を行っております。
当施設リハビリテーション科の特色
- 入所生活から在宅生活まで多職種連携のもと包括的に支援しています。
- 入所リハビリでは入院や自宅生活中の変化で在宅での生活維持が困難となった方を対象に、各セラピストが在宅復帰に向けた支援を行っております。
- 在宅復帰後も通所リハビリ・訪問リハビリにて継続した支援を実施し、より安全で質の高い在宅生活が過ごせるよう取り組んでまいります。
- 月に一回、症例検討や実践的な評価・訓練技術の練習など、スタッフのレベルアップに向けた施設内研修会を実施し、サービス品質向上に努めております。
スタッフ構成(2023年11月1日現在)
理学療法士(Physical Therapist・通称PT)
12名
内、認定理学療法士(介護予防) 1名
認定実習指導者 9名
関節可動域や筋力、麻痺の回復など運動機能に直接働きかける訓練、立ち上がりや歩行などの動作練習など、動作改善に必要な技術を用いて自立した日常生活を送っていけるよう支援してまいります。
作業療法士(Occupational Therapist・通称OT)
6名
内、認定実習指導者 4名
作業を中心に用いながら、利用者様の日常生活に関わる様々な能力(食事・排泄などの日常生活動作や調理・買い物などの手段的日常生活動作)の維持・改善を図り、その人らしい生活を送っていけるよう支援してまいります。
言語聴覚士(Speech-Language-Hearing Therapist・通称ST)
5名
うまく飲み込めないといった嚥下障害による食事への問題や、うまく話せない、話が理解できないといった言語障害、そして声が出にくいといった音声障害といったコミュニケーションの問題に対応し、自分らしい生活を送っていけるよう支援してまいります。
助手
1名(介護福祉士・1名)